マップ・ナビゲーション・プラグイン

ドキュメント

マップ・ナビゲーションとは

複数のXMLファイルを、検索やソート状態をそのままに画面を切り替えることなくシームレスに移動することができる、マップ・ナビゲーションを新設します。

KsGMapでは、性質上、一度に読み込める件数が数百件程度ですが、マップ・ナビゲーションを設置することで、事実上無制限となります。

マップ・ナビゲーションはデータ形式が JavaScript形式 では動作しません。

使い方

概念的にカテゴリより上位の階層にマップが新しくできると考えていただけると分かりやすいと思います
例えば、カテゴリで駅などを中心とする地域で構成する場合、マップ(XMLファイル)では都道府県別するといいでしょう。もしくはカテゴリが都道府県(または類する地域)でマップを国で作ってもいいでしょう。
もしくは、まったく違う性質のマップを用意しても結構です。

2通りのマップ・ナビゲーション

マップ・ナビゲーションの表示には2通りあります。一つが、すべてのマップを表示するタイプ。もう一つが表示しているマップと関連しているマップのみを表示するタイプ。

前者はカテゴリと同じように利用できます。一方、後者は、マップ(XMLファイル)を移動する毎に表示する内容を変えることができます。
用途としては、例えば隣の都道府県のみを表示するとことができます。地図の性質上、あまり離れた地域も必要ないので、項目数を減らすことができます(人間は9以上の選択肢を選ぶのはストレスになるので)。

マップ・ナビゲーションの記述方法

マップ・ナビゲーションを設置する場所に下記のHTMLを記述して下さい。
<div id="mapNavi"></div>

設定値の ksgmapplugin_mapNavi_html を、上記の id の mapNavi(任意)にして下さい。

XMLファイル内に関連マップを定義

XMLファイル内の KsGMap情報(<ksgmapinfo>〜</ksgmapinfo>)に関連マップを定義します。
自らのXML以外のマップ・ナビゲーションに表示するマップをすべて記述して下さい。

<relation title="【関連先マップ/サイト名】" href="【XMLファイル名】" defaultcategory="〔初期カテゴリID〕" />

前述の「2通りのマップ・ナビゲーション」ですべてのマップを表示するタイプの場合は、すべてのマップを、関連するタイプのみの場合は、関連するタイプのマップのみを記述して下さい。

【関連先マップ/サイト名】 XMLファイルのマップの名称、もしくはサイト名を記述して下さい。

地域別や種類別など分類されている場合は、マップ名 - 分類名(例:映画館マップ - 東京都)と記述すると、マップ・ナビゲーションには分類名のみが表示されます。
【XMLファイル名】 XMLファイル名を入力して下さい。

設定値の ksgmap_import_path が指定されている場合、パスは省略可能です。
〔初期カテゴリID〕 そのマップの初期カテゴリを指定して下さい。
省略時は自動的にカテゴリを探すことを試みます(なるべく指定して下さい)

設定値

変数 ksgmapplugin_mapNavi_html
名称 マップ ナビ エリアのHTMLタグのID
必須/任意 必須
値の種類 文字列/HTMLタグのID
省略時
説明 XMLファイル内で指定した関連マップを表示します。
備考
設定値の指定方法は『設定値』をご覧下さい。

ダウンロード

Version 1.10 最新正式版
ksgmap_mapnavi110.js JavaScript / 5.29 KB / 2007年06月19日 
KsGMap Ver.1.10 以降対応版
Version 1.01 一つ前の正式版
ksgmap_mapnavi101.js  JavaScript / 5.29 KB / 2005年11月15日

サンプル

ただいま準備中です。

映画館マップでもマップ・ナビゲーションを用いていますので、よろしければ参考にして下さい。

改変履歴

Version 1.10 2007年06月19日

  • KsGMap Ver1.10に対応。

Version 1.01 2005年11月15日

  • Operaで、アイテムナビをスクロール状態でXMLを切り換えると、その後のアイテムナビが表示されなくなるのを修正。
  • XML切り換え後に、特殊カテゴリ(すべて表示など)の設定が正しく継承されなかったのを修正。

Version 1.00 2005年9月29日

  • 初版リリース