12月1日に予定されていたGoogle Maps APIの測地系の変更が、日本時間の本日に行われました。
Google Maps API の測地系が12月1日より、日本測地系から世界測地系に変更されることになりました。測地系が変わることは、同じ緯度経度でも表示がずれてしまうことを意味します。
従いまして、すでにマップを構築されている方は、座標を世界測地系に移行する必要があります。
日本以外の場所のマップは既に世界測地系になっておりますので、変更する必要はありません。
仕様変更についてのアナウンスは『Googleグループ:APIにおける世界測地系』をご覧下さい。
12月1日以降どのようになるかご覧になりたい方は、こちらのサンプルをご覧下さい。
最新情報はこのページにて随時掲載していきます。
2005年11月22日 マップ・リンク・プラグイン も世界測地系に対応させました。
2005年11月21日 このページの「データ件数が少ない場合」に簡単に変換できるフォームを用意した。
2005年11月14日 測地系変換ツール の精度の向上。誤字を修正。
2005年11月13日 測地系変換ツール を新設しました。
2005年11月11日 サンプルを追加
2005年11月10日 このページをオープン
測地系変換ツールを用意しましたので、それを使って変換するようにして下さい。
なお、KsGMapのXMLファイル形式にのみ対応しております。
10進数で記述してください。
例 緯度:35.67784 経度:139.77049
世界測地系のサンプルを11月10日に用意しましたので、それをご利用下さい。
12月1日まで、Google Maps API は二つの測地系を平行して利用できます。
特に何も行わない既存の状態が日本測地系、APIスクリプトを呼ぶファイルのパラメータに &datum=wgs84 を付加したものが、世界測地系となります。
同パラメータは12月1日以降は無効になり、常に世界測地系になります。
1. 日本測地系のデータを世界測地系のデータに変更する (参照)
2. マップを世界測地系に切り換える (参照)
3. 12月1日になったら、&datum=wgs84 を取り外す
KsGMap の本体は測地系に依存していないので、特に変更する必要がありませんがプラグインの一部のスクリプトでは、変更が生じています。
11月22日に世界計測地対応版をリリースしました。
こちらよりダウンロードしてください。
ポリライン・プラグインは座標を使っているので、マーカーと同様にずれてしまいます。
近日中に変換プログラムを用意しますので、それをご利用下さい。
ポリラインメーカーは、11月10日に、日本測地系と世界測地系の2つのバージョンを公開しています。